工学部の奇跡と呼ばれたころが懐かしい、すっかり土木屋の私
1/26 2021
2018年卒業、土木コース/水工学(現:水圏環境工学)研究室出身
現:大日本コンサルタント(株)
吉水 利恵子
工学部環境建設工学科土木コースを卒業後、私は大日本コンサルタントという総合建設コンサルタントに入社し、現在、橋梁の新設設計・耐震補強設計業務に携わっています。架設位置による環境や施工条件は勿論、現行の基準に対する設計条件を集め、最適な形式を提案しています。橋ごとに条件は異なりますので、設計の仕方は一筋縄ではいきません。検討事項に漏れが無いか、設計方針は妥当かなど、チームで毎日意見を交わしながら設計を進めています。
発注者に対するコンサルティングが私の仕事なので、仲座先生のもとで培った資料の取り纏め方や自身の考えを伝える方法は、私の大切なスキルです。
また、工学部のクラスメートは主に建設業界に勤めていますので、卒業後もたびたびコンタクトを取って悩みを相談したり、仕事の打ち合わせの場で再会したりと凄く身近で心強い存在です。
私生活では、社会人2年目で結婚し、旅行やグルメを満喫する充実した日々を過ごしています。旅先で出会ったインフラについて、構造の特性や設計者の意図を考えてみたり、建設現場ではどんな重機を使っているのか見て考えたりと、すっかり土木屋さんです。